2019年度　Co-Design（コ・デザイン）でつくる子どもにやさしい製品  ～学生と企業によるイノベーション〜

子どもの傷害予防リーダー養成講座<学生コース>

　「事故」は日本における1歳〜19歳までの子どもの死亡原因の上位を占めています。これは過去50年以上変わっていません。一般には「不慮の事故」と言われていますが、事故の実態を調べてみると、チャイルドシートやヘルメットの 不適切な使用（または不使用）による自動車・自転車の事故、乗り越え可能な柵が設置されたベランダからの転落、子どもの口に入るサイズのおもちゃによる窒息、ライフジャケット不使用によるおぼれなど、実は「不慮の（=思いがけない、予想がつかない）」事故ではなく、「予測可能で予防・対応が可能な」事故が多いことがわかっています。
 
　Safe Kids Japanでは2015年度より、主に一般の方を対象として「子どもの傷害予防リーダー養成講座」を開催し、子どもの傷害予防に関する実態や課題を共有してきましたが、この問題は将来の日本や世界を支える若い世代の人たちにも知っていただき、課題解決に向けて共に考え実践していただきたいと考え、2018年度より「子どもの傷害予防リーダー養成講座<学生コース>：Co-Designでつくる子どもにやさしい製品」を実施しています。
 
今年度も下記の要領で講座を実施しますので、ぜひご参加ください。

日　程：2019年８月8日(木)、9日(金)、10日(土) 10:00〜17:00

　　　　　※8月9日(金)は見学先によって異なります

　　　　　※見学先は参加者の希望を尊重した上で決定します

会　場：8月8日　  主婦会館プラザエフ（東京都新宿区四ツ谷駅）

　　　　8月9日　  各事業所等（東京都世田谷区、同新宿区、同台東区）

　　　　8月10日　 産業技術総合研究所（東京都江東区テレコムセンター駅）

対　象：高校生、大学生、大学院生、専門学校生（学年や専攻は問いません）

              ※3日間すべて参加できる方を対象とします

定　員：30人（先着順）　

　　　　  ※定員に達し次第、締め切ります　　　　　　             

受講料：無料

主　催：NPO法人 Safe Kids Japan  ”Team S”（会員有志による自主活動グループ）

協　力：国立成育医療研究センター、株式会社LIXIL、コンビ株式会社