Safe Kids Japanとは
設立目的
NPO法人Safe Kids Japanの設立について
日本では、1歳以上の子どもの死亡原因の上位は「不慮の事故」となっており、
この状況は1960年から変わっていません。
入院や外来受診が必要な事故は、日々、全国いたる所で同じように起こっています。
すなわち「事故による傷害」は子どもの健康問題として最も重要な課題となっているのです。
しかし、日本では組織だった啓発活動は行われていませんでした。
米国では、1988年、事故による子どもの傷害を予防するためのNPO法人が設立され、
チャイルドシートの着用指導が開始されました。
2005年にはSafe Kids Worldwideという名称の国際組織となり、
米国内には500ヶ所以上の支部、世界では25ヶ国が加盟する組織となりました。
現在、WHO(世界保健機関)の傷害予防部門、CDC(米疾病予防センター)、
CPSC(アメリカ消費者製品安全委員会)などと連携して活動しています。
この度、わが国でもSafe Kids JapanというNPO法人を設立しました。
Safe Kids Worldwideや国立成育医療研究センター、産業技術総合研究所などと連携して、
子どもの傷害予防に関する様々な活動を行うことといたしました。
傷害を予防するためにはいろいろな領域の人々が関わることが不可欠です。
言い換えれば、すべての人に傷害予防についての役割があるのです。
皆でいっしょに子どもの傷害予防に取り組もうではありませんか。
NPO法人Safe Kids Japan理事長 山中龍宏
日本の子どもの死亡原因
日本の子どもの1歳~19歳の死亡原因の上位は「予防できる事故」です
日本では、予防できる傷害が1歳以上の子どもの死亡原因の上位です。
世界では、30秒に1人、事故による傷害で子どもが亡くなっています。
Safe Kids Japanの目標は、「すべての子どもを予防できる傷害から守る」ことです。
心疾患20人
(2019年厚生労働省人口動態統計より)
Safe Kids Worldwide
1988年にアメリカの子ども病院(Children’s National Medical Center)の
医師アイケルバーグ(小児外科医)と フィーレイが、Johnson & Johnsonの
支援を受けて、事故による子どもの傷害を予防するための非営利団体として設立。
2005年にはSafe Kids Worldwide という名称の国際組織となり、
1歳〜19歳までの子どもの事故の発生率を約60%削減しました。
交通事故、おぼれ、転落、やけど、中毒などの事故を防ぐために、
現在、米国内には600ヶ所以上の支部が、世界では25ヶ国以上が加盟する組織となり、
WHO(世界保健機関)の傷害予防部門、CDC(米疾病予防センター)、
CPSC(アメリカ消費者製品安全委員会)などと連携して活動しています。
組織概要
団体名
特定非営利活動法人
Safe Kids Japan
お問い合わせ
設立年度
- 特定非営利活動法人内閣府認証取得
2014年4月22日 - 登記完了 法人設立
2014年5月7日
定款
役員
- 理事長:山中龍宏
- 副理事長:賀藤均
- 理事:奥山眞紀子
- 理事:藤原武男
- 理事:西田佳史
- 理事:大野美喜子
- 理事:北村光司
- 理事:本村陽一
- 監事:森山哲
活動分野
子どもの傷害予防のための啓発活動
取扱銀行
- ゆうちょ銀行 〇二八店(ゼロニハチ店)
普通預金 0017461
口座名義:特定非営利活動法人 Safe Kids Japan - 三井住友銀行 二子玉川支店(店番号831)
普通預金 4093961
口座名義:特定非営利活動法人 Safe Kids Japan
関連機関
Safe Kids Worldwide