おしらせ
おしらせ
公開シンポジウムを開催します(随時更新)
7月20日をもちまして、受付を終了しました。多くのお申し込み、誠にありがとうございました。
当会理事長:山中 龍宏はじめ、「子どもの傷害予防」をテーマに研究・活動している医療者・研究者・実践者等が一堂に会し、シンポジウムを開催することになりました。
多くの皆さま方のご参加をお待ちしております。
なお、登壇者等詳細につきましては現在調整中です。確定次第、このページに追記してまいります。
→後援いただく団体等をポスターに追記しました(7/6)
日本学術会議 公開シンポジウム
「事故による子どもの傷害を予防する〜子ども中心の新たな予防システムの構築へ〜」
主 催:日本学術会議 臨床医学委員会(第二部)/心理学・教育学委員会(第一部)/健康・生活科学委員会(第二部)/環境学委員会(第三部)/土木工学・建築学委員会(第三部)合同 子どもの成育環境分科会
後 援:現在調整中
日 時:2022年7月23日(土) 14:00-17:00
会 場:オンライン(Zoomウェビナー)※ポスター内のQRコードからお申し込みください。申込をされた方に、当日の参加方法をお知らせします。
参加費:無料
内 容:
第1部 傷害予防の現状と課題
第2部 データを収集・活用するための学術
第3部 Data to Design:データを成育環境デザインにつなげる現場共創型総合科学の創造
事故による子どもの傷害は多発しており、同じ年齢層の子どもに同じような事故が起こり続けています。つまり、現在「予防策」と考えられ、実行されているものは機能していない、と言えます。
また、傷害のデータ収集については関連機関で分断されており、疫学的に検討できるデータはほとんどありません。予防活動に関してもそれぞれの機関で分断されており、効果的な施策や定量的な評価ができていません。学校環境、消費者製品などと分断するのではなく、予防効果の受け手である子どもやそのケアラーを中心とした視点に立った、効果のある予防活動を展開するためのシステムを、学際的・業際的なアプローチで構築する必要があります。
このシンポジウムでは、主に14歳以下の「意図しない傷害(殺人や無理心中などの意図的な傷害は含まない)の予防」を目的に、子どもの傷害に関わっている組織の方々に、子どもの傷害についての現状、対応、課題を述べていただき、それらの実態に対して科学的にどのように取り組み、どうしたら子どもの傷害の発生数を減らすことができるか、どのようなシステムが必要かについて議論します。
なお、本シンポジウムを企画する第25期子どもの成育環境分科会は、臨床医学委員会(第二部)/心理学・教育学委員会(第一部)/健康・生活科学委員会(第二部)/環境学委員会(第三部)/土木工学・建築学委員会(第三部)合同の分科会となっており、本シンポジウムでの議論も踏まえ、子どもの傷害予防に向けて学際的・業際的なアプローチや体制の必要性に関するメッセージを発出したいと考えています。
子ども・子育てに関わる方々はじめ、子ども達の健やかな育ちに関心を持つすべての方々のご参加をお待ちしています。