子どもが窓・ベランダから転落する事故が後を絶ちません。現在、我が国には転落を予防するための確実な対策や安全基準はなく、保護者に、子どもが窓を開けて一人でベランダに出てしまうことがないように注意喚起をしたり、予防策の提案として補助錠の設置を促している状況です。
　しかし、実際には、適切にメッセージが伝わっていなかったり、補助錠を選んで設置するまでの手間などの理由から、ほとんどの家庭は設置していないのが現状です。

この問題を解決するために、補助錠の設置を支援する仕組みとして、

• 家庭訪問による補助錠設置プログラムの確立
• 家庭訪問マニュアルの作成

を実施します。

具体的には、以下の取り組みを実施していきます。

• 補助錠の選び方マニュアルの作成とサッシと補助錠の数の実態調査
• 家庭訪問による補助錠の設置のトライアル
• 家庭訪問実施マニュアルの作成

本事業は、日本財団の助成事業として実施しています。